日曜日, 6月 11, 2006

「ナイロビの蜂」

一言でまとめると「愛の社会派 サスペンス」。こう書くとチープに聞こえてしまうけど、内容は重めで自分好みだった。アフリカの貧困を舞台に、それを取り巻く人々、そして企業の光と影が描かれている。

元々の原作はスパイ小説などのサスペンス系の小説で有名なジョン・ル・カレのものである。とすると原作では”サスペンスのネタとしてのアフリカ”という色が強く、それほど社会的な意義をもって書かれてはいないのだろうから、社会的かつ、愛を中心に沿えて脚色したのはやはりメイレレス監督なんだろうな。

とにかくこの映画は主演のレイフ・ファインズとその妻を演じたレイチェル・ワイズの演技が秀逸。レイフ・ファインズは感情を爆発させることのない穏やかな性格の外交官を見事に演じ、レイチェル・ワイズは活動的な強い意志をもった女性を自然体で演じていた。

大げさなセリフもないし、ラストの展開も自分好み。この監督の作品は今後も注目して見ていこう。
(採点:8/10点)

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