火曜日, 11月 24, 2009

その土曜日、7時58分

シドニー・ルメット監督による人間ドラマ。

郊外のショッピング・モールにある宝石店。そこに一人の強盗が入るところから物語が始まる。

最初に銀行強盗という鍵となる出来事があり、それから時間軸をいじることによって強盗にいたる過程そしてその後の展開を描写していく。手法そのものはサスペンスに近いが、そこで描かれているのは問題を抱える家族であったり、ちょっとした偶然から歯車が狂い、転落していく運命の残酷さであったりする。

豪華なメンバーに加えて飽きさせない作りで作品としての完成度は高く、最後まで集中して見ることができた。ただ、サスペンス仕立てでありながらテーマが人間的なところにあるので見る側としてはいささか自分の感情の持ち方に戸惑う部分があった。また転落していく様を十分に描いた後はどこかに救いが欲しかったかな。

DVDにて鑑賞 7/10点

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